腸運動とは
腸運動とは、腸の動きを促進し、消化機能を改善するための運動のことです。
現代人は二足歩行によって内臓が下がりやすく、
腸運動が活発でないために便秘や肥満が生じやすいです。
腸運動を取り入れることで、腸内環境を整えて健康をサポートすることができます。
腸運動の重要性
犬や馬のように、4本足で歩く動物は自然と腸運動が活発になるため、
便秘や下痢に悩むことはほとんどありません。
しかし、二足歩行の人間は内臓が下がりやすく、腸の動きが鈍くなる傾向があります。
その結果、腸壁に脂肪が溜まりやすく、肥満の原因となります。
腸運動を積極的に行うことで、腸の機能を向上させ、肥満解消や全身の健康を促進することができます。
効果的な腸運動の種類
1. 金魚運動
金魚が泳ぐように体を左右に揺らす運動です。
これにより、胃と腸がよく動き、背骨もまっすぐに整えられます。
朝起きた時に行うとスッキリとした目覚めが得られ、便秘解消にも効果的です。
やり方:
- 仰向けになり、両足を揃えて真っ直ぐに伸ばします。
- 首の後ろで手を組み、首を少し持ち上げます。
- 金魚が泳ぐように腰を左右に軽く振ります。
- 足の指を体の方に反らしながら行いましょう。
2. 仙骨刺激運動
仙骨を刺激することで、腸の活動を促進し、便秘解消を助けます。
この運動は仙骨を刺激し、泌尿器や生殖器の機能も向上させます。
やり方:
- 仰向けで両膝を立てます。
- 尻を持ち上げ、少し強めに床に下ろす動作を繰り返します。
動画では、1:00経ってからが仙骨刺激運動です。
3. 腰回し運動
腰を回すことで骨盤の柔軟性が向上し、腸の動きが活発になります。
朝起きてからコップ1杯の白湯を飲み、この運動を行うと便通が良くなります。
便秘解消に効果的です!
やり方:
- 両足を肩幅に開いて立ちます。
- 両手を腰に当てます。
- 腰を右回り、左回りにそれぞれ50回ほど大きく回します。
4. スクワット
スクワットは下腹を刺激し、下半身を強化する運動です。
無理せずに徐々に慣らしていくことが大切です。
やり方:
- 両足をつけて真っ直ぐ立ちます。
- ゆっくりしゃがんだり立ったりの動きを20回ほど繰り返します
5. 上体ひねり運動
左右に上体をひねることで腸運動を促し、腰のくびれを作ります。
腸運動とともに全身のエネルギーの流れも良くなり、体全体に良い影響を与えます。
やり方:
- 腕を身体の前でクロスします。
- 息を吐きながら上体を左回りにひねり、次に右回りにひねります。
- これを繰り返します。
最後に
腸も身体の一部です。
食べ物だけで改善しようとせずに、腸にいい刺激が届く運動も習慣化させていきましょう。
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